季節が移り変わり、朝晩の空気がひんやりしてきました。

農園では、草や土の香りに包まれながら、毎日、自然の営みに感謝しています。

ふと作業の手を止めると、胸の中から浮かんでくる言葉があります。

ありがとう。

ありがとう。

ありがとう。

小さな種が土の中で芽吹くように、

やさしい言葉には、不思議な力があります。

言葉は光です。

目には見えないけれど、誰かの心を照らし、温めることができます。

宇宙に漂う無数の塵に見えても、

その一粒一粒は、ひとつの星。

そこには、笑顔で助け合いながら暮らす、たくさんの命が宿っています。

喜んでくれる人の顔を想うだけで、

心の中に泉が湧くような、満ち足りた気持ちになる。

そんな奇跡の連鎖が、きっと世界を優しくしていくはずです。

ありがとう。

ありがとう。

ありがとう。

口にするたび、心があたたまる魔法。

口ずさむたび、空気がやわらかくなる魔法。

言葉も理屈も越えた、小さな宝物。

この世界では、誰もがみんな自由です。

今日もお読みくださり、

本当に、ありがとうございます。